バリューサーバーの評判を検証する


バリューサーバーの評判は、書かれているサイトによってまちまちですが上級者向きという意見が多い。また、評判記事を書いているサイトはアフィリエイト目的の場合が多く、悪い内容を極力書かないようにしている場合がある。

私もアフィリエイトをやっているが、私の場合はアフィリエイト目的というよりもサーバーオタクなので趣味の面が大きい。

なので、私のサイトから申し込んでくれた方には少しでも皆さんに利益を還元できるように特典を付けている。大したものではないが、興味があれば『申し込み特典』のページを確認して欲しい。

話が少しそれてしまったが、バリューサーバーは果たして本当に上級者向きなのか?初心者には難しいレンタルサーバーなのか?サーバー管理者という本業と、趣味、仕事を兼ねて十数社のレンタルサーバー会社と契約している私の視点から世間の評判は本当なのか?バリューサーバーを評価してみたいと思う。

 

バリューサーバーのスペック

まずはバリューサーバーの評判を検証する前に、スペックの確認をしておきたいと思う。下図は、公式サイトで公開されているバリューサーバーのプラン別スペック表です。気になる箇所に赤丸を付けています。赤丸を付けていないところは他のレンタルサーバーとも共通であまり特徴が無い点だと思ってもらって良い。

spec

①快適にご利用いただける目安:
間違えては駄目なのがこの数値は、1サイトの目安数値ではなく複数サイトを作成している場合は合計値の目安です。それではこの数値がどれほどのものなのか?普段アクセス解析をされている方以外はあまりぱっとしないのではないだろうか?

例えば、1日100人のアクセスがあり、1人あたりの閲覧ページ数が平均3ページだとすると1日のPVは300PVです。これが1ヶ月続くと9000PVとなる。実際は、Googleなどのクローラーもアクセスするのでもう少し増えるかもしれないが、エコプランの快適上限値が150万PV/月なので同規模のサイトを166サイト程度作れることになる。スタンダードプランなら倍の332サイトだ。

166サイトも作るような人は大抵ペラサイトではないだろうか?もし、そうであれば1サイト1日300PVもいかい場合が多いと思われるのでスペック的には十分だと言える。

また、転送量に関してですが、1ページ平均800文字程度+200K画像1枚で概算計算すると1PVで201600バイト。よって、1月9000PVのサイトであれば、9000PV×201600バイト= 1.82GB/月 となる。エコプランの目安が150GB/月なのでこの規模の文字数と画像であれば82サイトが許容となる。スタンダードであれば倍の164サイトだ。

これらよりアダルトサイトなど動画を扱うようなサイトでなければ、そうそうスペックオーバーをすることはないと思われる。スペック表にもある通り、バリューサーバーはアダルトサイト禁止だ。

②ディスク容量と最大ファイル数:
どの程度の規模と数のサイトを作るかにより必要量は異なってくる。例えば、本サイトであれば手順などを記載するために画像ファイルを多用しているが2014年9月24時点ではファイル数2100、ディスク容量は50MB程度して使用していない。本サイト規模の容量であれば、エコプランでも約1000サイト作れることになる。ただ、ファイル数上限の面で見ると本サイトはWordPressを使用しているのでファイル数が多くなっており119サイトになる。

WordPressサイトを大量生産する場合は注意が必要だ。ディスク容量が余っていてもファイル数上限に達するとファイルのアップロードができなくなる。心配な場合は、余裕を持ってプランを選んだ方がいい。

③独自IPアドレス:
GoogleもSSLサイトを評価すると発表したので、今後SSLサイトは検討材料となる。その際に独自IPアドレスは必要になってくる。12ヶ月4,320円の料金は、平均より少し安い程度だろうか。海外のレンタルサーバーなどであれば年間6,000円程度取られる。

IP分散目的で独自IPを取得しようと考えておられる方は、あまりオススメしない。私自身SEOのためのIP分散はあまり意味がないと考えているのと、たとえ意味があったとしてもCクラス以上で分散すべきと言われている。残念ながらバリューサーバーはDクラスレベルでの独自IP取得になる。

④マルチドメイン数とMySQL5.5:
私にとって実はここが一番重要なポイントです。バリューサーバーはマルチドメイン数もMySQLもどちらも無制限で利用できる(無制限と言っても9999個が上限)。他のレンタルサーバーは、大抵どちらか一方のみが無制限となっている。

例えば、XServer(X10)であればマルチドメイン無制限、SQL30個上限である。WordPressのヘビーユーザーであれば分かると思うが、マルチドメインが無制限なのでサイトを大量生産することは可能だが、SQL30個にひっかかってしまう。逆にSQLを無制限でアピールしているレンタルサーバーはマルチドメイン数に上限を設けていたりする。このあたりにレンタルサーバー会社の思惑が見え隠れする。

その点、バリューサーバーは両方とも無制限なので上記で記載した『快適にご利用いただける目安』さえクリアすればWordPressサイトを無制限で大量生産することもできる。ディスク容量に関しては上記に書いた通り拡大可能だ。低価格でマルチドメイン、SQL無制限を満たしている点はバリューサーバーで最も評価できるポイントだと言える。

⑤提供サブドメイン:
お得な点なのにあまり知らない人が多いのが提供サブドメイン。スペックに記載されている6種類のドメインのサブドメインが10個まで無料で使用できるのだ。

不要だという人もいるかもしれないが、お金を少しでも節約したい人は利用してみるのもよい。

 

アクセス速度を比較してみる

アクセス速度に関しては、『バリューサーバーのアクセス速度を検証』の記事に記載しているのでそちらを参考にして欲しい。

 

管理画面の使い勝手

管理画面は少し残念な点がある。管理画面は、サーバー関連の設定を行う『バリューサーバーの管理画面』と、ドメイン関連や支払い関連を行う『バリュードメインの管理画面』の2つがあり、この2種類を使い分ける必要があるため初めての人は最初の内は混乱する可能性がある。

バリューサーバー自体、後発の新しいサービスなので従来からあった『バリュードメインの管理画面』で共通する部分は共有して使い、補えない部分をバリューサーバーの管理画面として別途用意したのだろう。

しかし、バリューサーバーの管理画面は後発設計ということもあり、下図の様に非常にシンプルで見やすい。上記の使い分けさえ理解すれば使いやすい管理画面である。

バリューサーバーの管理画面

バリューサーバーの管理画面

 

ドメイン、ネームサーバーの登録し易さを検証する

バリューサーバーの評判で上級者向きと言われている要因の一つがここにある。

XServerなど他の人気のレンタルサーバーの場合、ドメインの設定を行うとネームサーバーの設定も自動的に行われる。他のレジストラで取得したドメインを使用する場合でもレジストラ側でネームサーバーの変更は必要になるものの、サーバー側ではドメインの追加設定のみすればいい。

しかし、バリューサーバーはこれを自動的に行ってくれないのだ。ネームサーバーの設定を自分で行う必要がある。更に前章の『管理画面の使い勝手』でも記載した通り、ドメインの取得、登録はバリューサーバーの管理画面ではなくバリュードメインの管理画面で行う必要がある。それに加えドメイン取得に必要な支払方法がチャージ方式なので一層ややこしくしている。

お名前.comなど他のレジストラで取得したドメインを使用する場合は、このややこしい支払いは避けられるが、下記の(1)~(4)のステップを踏む必要がある。他の多くのレンタルサーバーには(3)(4)はない。

(1)レジストラ側でネームサーバーの変更
(2)バリュードメイン管理画面でドメイン追加登録
(3)バリュードメイン管理画面でネームサーバー設定
(4)バリューサーバー管理画面でドメインウェブ設定

世間の評判で上級者向きと言われているのは、(3)(4)を自分でしなければならないからだ。しかし、私から言わせるとこの評判は表面だけを見て言っているにしか過ぎない。右も左も分からないような超初心者の人には確かに手順が多く不向きではあるが、ある程度サイト作成の経験もある初級者、中級者レベルであれば親切な設計に思える。

(3)のネームサーバーの設定は、手動でしなければならないと言いつつもほとんど自動と変わらない。何をか書いたりするわけではなく運用しているサーバー名をリストボックスから選択すると後は自動的に入力され設定ボタンを押すだけで誰でも分かる。

(4)に関しても使用するドメインを記入して設定ボタンを押すだけだ。確かに余分なステップだが、サイトURLの『WWWあり/なし』の正規化などもここで行える。他のレンタルサーバーであれば『.htaccess』ファイルを手書きで編集したりしなければならない。こういった正規化などもやる人であれば(4)のドメインウェブのUI設定がある方が分かり易く初心者向きだと言える。

 

WordPressのインストールのし易さを検証する

評判で上級者向きと言われる2つ目の理由がこれにあたると思う。最近のレンタルサーバーは、アプリのクイックインストールが用意されており、知識のない人でも簡単にWordPressがインストールできてしまう。

本来であればWordPressはデーターベースを使用するのでMySQLの設定が必要なのだが、このクイックインストールを使用することでデーターベースの設定も自動的に行ってくれるのだ。しかし、バリューサーバーにはこのクイックインストールがなくデーターベースを手動で設定する必要があるのだ。

データーベースを触ったことのない人は、これを聞くだけでもう避けたくなってしまう。確かに不親切だと言える。クイックインストールを用意していないバリューサーバーの言い分としては、こういった自動ツールを極力減らすことでコストダウンに繋げているとのことらしい。問い合わせが増えればコストダウンにならないのでは?とは思うが知識のある者にとっては確かにコストダウンの方が嬉しい。

データーベースの設定だが実はそんなに難しくはない。MySQLのインストールから必要だと言われれば難易度は一気にあがるが、データーベースを作成するだけである。作成すると言っても手順に沿ってデーターベースの名前やアカウント名、パスワードを設定する程度で初心者であっても2,3分程度で終わる簡単な作業だ。単に『データーベース』と言う名前と他のレンタルサーバーよりステップが多いだけで上級者向きと言われているにしか過ぎない。

 

総括

結局のところバリューサーバーはどうなのか?世間の評判通り上級者向きなのか?

結論としては、上級者向きではないがレンタルサーバーは全く触ったことの無いような超初心者向きでもない。ただ、超初心者の人は全く駄目なのか?と言うとそうでもない。本サイトでは超初心者の人でも分かる様に画像付きで解説しているので参考にして頂ければ十分わかる。記事の最初に書いた通り本サイトからバリューサーバーの申し込みを行って頂ければ、不明な点があれば解決するまでサポートもします。

ただ、お金に余裕がありWordPressサイトの量産をする予定もなくパワーサイトをいくつか作る程度を考えているのであれば、バリューサーバーを選択するより人気も高く実績もあるエックスサーバーをオススメする。

節約をしたくWordPressを使ったサイトを大量生産することを考えている人であれば間違いなくバリューサーバーをオススメする。ただし、エコプランの場合はSQLの上限が1つなので必ずスタンダードプラン以上を選択するようにしましょう。

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